

今や20代・30代の産婦人科医全体の80%は女性医師と言われており、医学部へ進学する女性も50%超える時代です。
産婦人科医になると、育児の時間もないほど忙しいのではないのか?そもそも結婚・出産自体を反対されるのではないかと思っている学生の方は大間違えです。
我々川崎医科大学産婦人科教室は、女性の生涯に携わる医師として女性医師のみなさんのキャリアをできるだけ途切れさせないよう、育児も仕事も両立できる環境作りを行っています。個人個人の実情に応じて、産休・育休の取得の相談・復帰プランとしての時短勤務などの体制をとるとともに、細かい点まで相談して個人に合ったベストな方法が選べます。時間が自由に使える大学院でじっくり研究する、より専門性を伸ばすために専門外来だけを週1回する、なども含めて、現場から離れる期間を少なくして、かつ子育て等にもきちんとできるよう、具体的に相談に乗って教室全体で解決していきます。
医師として母親として両立している女性は、素敵です。そんなことで産婦人科医をあきらめないでください。
相談しにくい、実際にはどうなんだろうと悩んでいる方は、現在子育てを行っている女性医師の先生にお聞きするのもいいかもしれませんね。