2019年度 川崎医科大学産婦人科 専門医研修プログラム

2019年度 川崎医科大学産婦人科研修プログラムを公開しました。
PDF_242019年度 川崎医科大学産婦人科研修プログラム

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お問い合わせ先

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川崎医科大学附属病院 産婦人科教室

※病状などについては受け付けていません。

ご案内

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研修を希望される方へ

川崎医科大学産婦人科
下屋浩一郎

川崎医科大学産婦人科は川崎医科大学附属病院と川崎病院にて産婦人科の初期研修および後期研修を行っています。川崎医科大学産婦人科は産婦人科学1、産婦人科学2(川崎病院担当)、婦人科腫瘍学の3教室で臨床・教育・研究を担当しています。教育にあたって附属病院における周産期医療および生殖医療は私が主に担当しています。川崎病院での周産期医療は産婦人科学2教室の中田教授が担当され、双胎間輸血症候群に対する胎児治療を行っています。本院においては早産・合併症妊娠などを中心に世界標準の治療を行っています。風疹感染に関する相談窓口としての役割も果たしています。生殖医療の分野では体外受精・肧移植などの高度生殖補助医療(ART)は周辺の協力施設にお願いしていますが、一般不妊治療とくに母体に合併症のある方の治療を行っています。また、流産や死産を繰り返す不育症についても積極的に治療を行っています。婦人科悪性腫瘍は産婦人科学1教室の中村教授が担当され、子宮頸がんに対する広汎性子宮摘出術や妊孕性温存を目指す場合には子宮体部の温存を行う広汎性子宮頸部摘出術を行っています。子宮体がん・卵巣がんなどの婦人科悪性腫瘍に対してエビデンスに基づいた集学的治療を行っています。子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科良性疾患については婦人科腫瘍学教室の塩田教授を中心に積極的に内視鏡による治療を行っています。

臨床研修にあたっては常に最先端の情報に触れるとともにエビデンスに立脚した研修が実践できるようにしています。また、川崎医科大学附属病院はプライマリケアや救急医療を重視しており、研修期間中に研修を行うこともできます。各自のニーズと実情に合わせた環境を整備するように最大限の配慮を行っています。また、女性の先生方のライフワークバランスに配慮した勤務体制の工夫などにも最大限配慮しています。

産婦人科専門医やその後の様々な専門医の取得には臨床経験のみではなく学会発表や論文作成が求められます。川崎医科大学産婦人科では初期研修あるいは後期研修の早期に学会発表や論文作成などの必要要件に対応しています。私たちは、学会発表や論文作成を通して学ぶ臨床研究がその後医師としての一生に非常に重要であると考えています。

臨床研修と並行して研究マインドを育んで行きたいと考えています。大学院進学を選択して、学位取得を目指すこともできます。基礎医学教室との連携も積極的に行っています。研究の詳細については研究のページをご覧下さい。

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趣旨及び研修対象者

趣旨

産婦人科研修コースは、産婦人科を中心に関連科を集中的に研修することで将来の産婦人科医を目指す方を対象にしたコースです。産婦人科は周産期・婦人科腫瘍・生殖内分泌・女性医学の4つの分野に分かれますが、それらをバランス良く研修することができます。

産婦人科専門医、さらに、専門医取得後の周産期専門医、婦人科腫瘍専門医などの専門医資格修得や、希望者には学位取得にも直結した研修が可能です。

研修対象者

初期研修対象:国家試験合格者
後期研修対象:医学部卒業後3年目~5年目の医師

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研修内容概略

初期研修

産婦人科研修プログラム(定員 2名)

産婦人科研修コースは、産婦人科を中心に関連科を集中的に研修することで将来の産婦人科医を目指す方を対象にしたコースです。産婦人科は周産期・婦人科腫瘍・生殖内分泌・女性医学の4つの分野に分かれますが、それらをバランス良く研修することができます。産婦人科専門医、さらに、専門医取得後の周産期専門医、婦人科腫瘍専門医などの専門医資格修得や、希望者には学位取得にも直結した研修が可能です。

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  • 内科は、内科8科(血内・神内・肝内・食内・循内・呼内・腎内・糖内)のうち3科を選択
  • 選択5ヵ月は附属病院・附属川崎病院すべての診療科から1ヵ月単位で選択可能

後期研修

研修責任者

川崎医科大学附属病院 産婦人科学群 部長 下屋浩一郎

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見学について

もし、当科での研修に興味があれば、気軽にいつでも見学に来てください。

学生・研修医は問いません。教室のスタッフが1日案内いたします。日にち・日数・時間はご相談させていただきます。

遠方からの見学には、多少ですが補助もいたします。

具体的には下記までご連絡ください。

お問い合わせはこちら

川崎医科大学附属病院 産婦人科教室

見学申し込みメールフォーム

※病状などについては受け付けていません。

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女性医師の産休・育休に対する考え

今や20代・30代の産婦人科医全体の80%は女性医師と言われており、医学部へ進学する女性も50%超える時代です。

産婦人科医になると、育児の時間もないほど忙しいのではないのか?そもそも結婚・出産自体を反対されるのではないかと思っている学生の方は大間違えです。

我々川崎医科大学産婦人科教室は、女性の生涯に携わる医師として女性医師のみなさんのキャリアをできるだけ途切れさせないよう、育児も仕事も両立できる環境作りを行っています。個人個人の実情に応じて、産休・育休の取得の相談・復帰プランとしての時短勤務などの体制をとるとともに、細かい点まで相談して個人に合ったベストな方法が選べます。時間が自由に使える大学院でじっくり研究する、より専門性を伸ばすために専門外来だけを週1回する、なども含めて、現場から離れる期間を少なくして、かつ子育て等にもきちんとできるよう、具体的に相談に乗って教室全体で解決していきます。

医師として母親として両立している女性は、素敵です。そんなことで産婦人科医をあきらめないでください。

相談しにくい、実際にはどうなんだろうと悩んでいる方は、現在子育てを行っている女性医師の先生にお聞きするのもいいかもしれませんね。

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